中華民国114年(2025年)の建国記念日「双十国慶節」の祝賀大会が10日午前、総統府前広場で開催されました。準備委員会の主任委員を務める立法院(国会)の韓国瑜・院長(国会議長)はあいさつの中で、このほど東部・花蓮で堰止湖の氾濫により甚大な被害を受けた際、多くの「スコッピヒーロー」が自発的に現地支援に向かったことに深い感動を覚えたと述べました。その上で、台湾には依然として「台湾海峡の軍事的緊張」、「政党の対立」、「アメリカとの関税交渉」など、いくつもの“見えない堰止湖”が存在しており、国民全体が一致団結して立ち向かう必要があると呼びかけました。
韓・院長は双十国慶節祝賀大会の演説で、「全国の同胞、そして中華民国を思う海外の台湾出身者の皆さんとともに、中華民国の114歳の誕生日を祝えることに感謝する」と述べました。さらに、「青天白日満地紅の国旗の下で国民が一つに団結したからこそ、台湾の70年近い安定と繁栄が守られてきた」と強調しました。
また、韓・院長は「天候の恵みは天に委ねるとしても、国の安定と人々の幸せは、私たち自身の手で守り、築いていかねばならない」という先人の知恵を引き合いに出し、「この土地を守るためには、常に危機感を忘れてはならない」と訴えました。
さらに、「民主主義と自由を追求する道の上で、台湾海峡で戦争を起こしてはならない。政党間の果てしない争いも放置してはならない。アメリカ相互関税の交渉が円滑に進むことも願っている。これら三つの“見えない堰止湖”は台湾の未来に影響を与えている。さらなる国会改革や政党間の協力を通じて、2300万人の国民のために、政治の清廉さ、法の公正、人材登用の公正さ、そして国民本位の政府を実現していきたい。」と述べました。
最後に韓・院長は、全国の「スコッピヒーロー」の支援と監督のもと、国民が一丸となってこれら“見えない脅威”を取り除くことを呼びかけ、「中華民国は私たちの国、美しい台湾は私たちの家、中華文化は私たちの根、民主と自由は私たちの宝である」と力強く述べました。
(編集:呂学臨/王淑卿)